オーストラリアで、手打ちうどん

オーストラリアで、釣りを教えてくれた師匠が先日、手打ちうどんの打ち方を伝授してくれました。それから3,4回試していますが、本当に美味しいうどんを打つことができるようになりました。
今日は、そのうどんの打ち方のレシピを皆さんにもおすそ分けです。
と言っても、日本では小麦粉の値段がけっこう高いので、うどんを買ったほうが安上がりになるそうです。しかし、ここオーストラリアでは、そう簡単に「生」のしかも「手打ちうどん」など食べられない!この味を知ったら、「乾燥うどん」なんか目じゃない!


まず材料から(約3~4人前・・・大盛り2人前??
・小麦粉 (オーストラリアではPLAIN FLOURです。オーガニックもあり、その方が美味しく感じるのは、気持ちの問題?)400g
・塩 (海塩みたいな美味しい塩のほうがおすすめ。15g(プロは季節によって変えるそうです。師匠は20g弱くらい入れていました。しかし、塩分控えめにしないといけない私は、少し控え気味にしています。しかし、ネットでのレシピを見るともっと少ない・・・いろいろ試すのがいいかも?)
・水 (これもおいしい水にこしたことはないよね!) 200g(これも季節によって変えるみたいです。日本では180gくらいがいいと書いてありましたが、オーストラリアみたいに乾燥しているところでは200gのほうがいいのかもしれません。)
とにかく分量は、感覚も踏まえやっていくのが男の調理です!!


まず、大きなボールに小麦粉をちゃんと量って入れます。そこに塩をしっかり溶かした水を入れていきます。真ん中を開けいれていったほうが混ぜやすいみたです。また、水は3回くらいに分けて入れていきます。最後に少し残しぎみにして調節したほうがいいです。


しっかり、練りこみます。最初はパサパサしていますが、そのうち何とか、大きな団子状態になってきます。約10分から15分くらいこねます。(よくこねたほうが、こしが出るような気が・・・)
そして、よくこねたら、今度は3〜5kgお米が入っていたしっかりとしたビニール袋に入れて、足で踏みます。広がったら、出して、3つに折ってまた、伸ばす・・・これを5回繰り返します。
1時間、寝かすと良いともありますが、あまり変わらないような気がして・・・それより、早く口に入れるほうが良いような・・・


これを麺棒で伸ばします。私は当初、麺棒がなく、ワインのビンでやってました。でも、やっぱり麺棒が良いでしょう。でも、わざわざ麺棒を買わなくても、ホームセンターで、丸い棒を買ったほうが安上がりみたいです。
薄く延ばし、(この時、粉を打つことを忘れずに!!粉は小麦粉でも片栗粉でもなんでもOKみたい。)そして、伸ばしたら、もう一回、粉をうち、扇状に折り曲げ、切り分けます。ここで、あまり厚く切ると、歯ごたえがありすぎの麺になってしまうので、少し細いかなと思うくらいが良いです。(よく手打ちうどん屋さんの実演で、カッコ良く切っている姿を見かけますよね?あれをイメージしてやりましょう!!)そして、取り分ける前に、再度打ち粉をして、切り終えた側面にも粉をまぶしましょう。


そして、茹でます。これも麺の太さによって時間がまちまちですが、8分から10分くらい、長くて15分かな?
好みで良いと思います。きれいに透き通った麺が茹で上がれば成功です。(パスタみたいに一本とって、食べてみるのが良いと思います。)
これを一気にざるに上げ、冷水でぬめりを取るように洗うと、もっとしっかりした歯ごたえが味わえます。
でも、ざるにあげた直後のまだ、熱々のうどんを、生卵に絡め、お醤油をたらして、ねぎとしょうがを少しだけ足して、湯気が立ったままのものを食べるのは、最高です!!!ぜひ、これも試してみてください!

伸ばしたうどんを切り分けているところです。