日豪プレスのコラム その2

本日は、以前にお話をした日豪プレスに連載させていただいているコラムを、ここで紹介させていただきます。

「私に似合うヘアスタイル探し」と題され、第一回目は、「自分の顔の分析」です。

「髪をキレイに保つ秘訣」に続いて、今月からはもう少し視点を広げ、皆さんと一緒にヘア・スタイル探しについて考えていきたいと思います。
 さて、皆さんは今の自分のヘア・スタイルに満足していますか ? もしそうなら、毎日楽しいファッション生活を過ごしていることと思います。そして残念ながら、今のヘア・スタイルに満足していないあなた、諦めないでください。ちょっとしたことで、もっと自分のスタイルを楽しむことができます。
 ヘア・スタイルって、洋服みたいに毎日そう簡単にとっかえひっかえできるものではないし、1度ショート・スタイルに切ってしまうと、直ぐにまたロングにできるものでもありません(今でこそ、エクステンションという便利なメニューもできてきましたが)。しかも放っておけば伸びてくるし、流行も気になります。また、せっかく美容室でキレイにセットしてもらったスタイルも、自分では同じようにできないとか、仕事場ではまとめ髪にしていないといけない決まりがあるとか、自分は気に入っているのに、周りの評判が悪い・・・などなど、不満や問題がいっぱい。本当に満足いくヘア・スタイルを楽しむのって結構難しかったりします。
 そこで、まず最初にすべきことは、何でもそうであるように、『自分を知る』ということです。それには2つのキーポイントがあります。①自分の顔・姿の分析。②自分が見られたいと思う姿のイメージ。①はあなたが今現在立っている場所。そして②はあなたがこれから向かう目的地です。この2つが解っていなければ話は始まりません。今月はさっそく①に取り掛かりましょう。
さぁ皆さん、鏡に向かって下さい。そしてメモを取りましょう。顔の輪郭は丸顔、面長、逆三角、ベース型、鉢張り、えら張り、大きい、小さい ? 目は大きい、一重、二重、そして位置は ? 鼻は高い、低い ? 口は大きい、小さい?眉毛、まつげ、おでこ、ほほ、あご、首、耳の特徴・・・ このように各パーツの位置をはじめ、気が付くことを最低でも30〜50個見つけてください。そしてそれを気に入っているものと、気に入っていないものに振り分けます。すると、ヘア・スタイルがだんだん見えてきます。つまり、気に入っているところを強調し、気に入っていないところをカバーするようなヘア・スタイルを見つけていけばいいということです。そう、あなたの顔(個性)とヘアスタイルの関係は、絵画に例えると絵と額縁みたいなもの。絵(顔・姿)を素敵に見せるためには、額縁(ヘア)の大きさ、シルエット、色や質感を工夫します。額縁(ヘア)によって、絵(顔・姿)はもっと素敵に見えてきます。大好きな絵に似あう額縁を手に入れる、それは、素敵なヘアスタイル探しと同じなのです。 
次回はもう1つのキーポイント、『目的地』(自分が見られたいと思う姿)についてのお話です。どうぞお楽しみに!