また作ってしまった・・・

こんにちは、伊勢市駅前店 中瀬です
また作ってしまいました・・・  寝る前の10分をつかって毎晩こつこつと作ってしまいました

それがこちら


シナンジュです
機体解説させていただきます。

地球連邦宇宙軍再編計画「UC計画」の一環として、アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作MS。かつて同社が開発したMSN-04 サザビー、RX-93 νガンダムと同じく、機体の駆動式内骨格「ムーバブルフレーム」の一部にパイロットの脳波に反応する特殊構造材「サイコフレーム」を採用したニュータイプ専用機である。

ただし、ファンネルなどのサイコミュ兵器は搭載しておらず、それを代価に、ニュータイプパイロットの脳内操縦イメージを思考波としてMS内部のサイコフレームに感受させ、機体の挙動へダイレクトに反映させる「インテンション・オートマチック・システム」を搭載しており[1]、MS単体の機体制動・追従性・機動性を極限にまで突き詰めて設計されている。そのため、通常の手動のみの操縦を凌駕する反応速度と動作精度を誇り、このシステムを搭載する「UC計画」によって誕生した三機(ユニコーンバンシィシナンジュ)は、パイロットのニュータイプ能力に呼応し、サイコフレームが最大共振すると、第二次ネオ・ジオン抗争時のνガンダムと同様に、機体から虹色の光を発し、他のMSとは一線を画する驚異的な性能を見せた。

元々はサイコフレームメインフレームに据えたMSの、一般パイロットの操縦では計測不可能な限界値を取得するべく、機械上での試験を主とした実験機で、驚異的な機動力と追従性を誇るも、発生する加速度によるパイロットへの肉体的負荷は殺人的なレベル[2]で、なおかつ上記のインテンション・オートマチック・システム制御のサイコミュによる精神的負荷もあるため、並のパイロットにはまず乗りこなせない“極めて端的な[3]”MSであった。その限界値を突き詰めた設計ゆえ人間が乗り込む機動兵器としては欠陥機とも言えるMSであったが、「赤い彗星の再来」と渾名され、ニュータイプとしてもMSパイロットとしても高い能力を誇るフル・フロンタルが操縦することにより、あくまで理論上であったそのポテンシャルを遺憾なく発揮した。

背面と脹脛側面の推力偏向スラスターの他、全身に多数のスラスターを装備し、いかなる姿勢においても高い機動性を発揮する。背面の推力偏向スラスターは“翼”を想起させる形状になっており、最大出力時には羽ばたくような挙動を行う。背面の推力偏向スラスターの下部にはプロペラントタンクが配置されており、サザビーのものよりも大型のものが使われている。戦闘ではそれを意図的に切り離すことで囮としても利用した。その高機動性は、インダストリアル7から脱出したネェル・アーガマを攻撃する際に、周りに無数に漂うスペースデブリをまったく意に介することなく高速移動しながら戦闘していることからもうかがえる。

この機体で検証されたデータを基にユニコーンガンダムが開発された。言わばシナンジュユニコーンガンダムの兄弟機に当たるが、U.C.(宇宙世紀)0094年にアナハイム社から「袖付き」に強奪され(実際には強奪に偽装した譲渡であった)、ユニコーンガンダムと刃を交えることとなった。なお強奪後に「袖付き」によって、フロンタルの高い操縦技術に合わせた操縦系統の改良、独自の外装改造とさらなるスラスター強化が行われ、「袖付き」を象徴するフラッグシップ機となるため、全身を真紅に染め上げ金色のエングレーブが施された。

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の首魁であるフル・フロンタルが搭乗し、真紅に染め上げられた機体が、青い残光によって彗星の如く軌道を描きながら戦場を高速移動するその姿から、パイロットのフロンタルと共に「赤い彗星の再来」と渾名され、総帥シャア・アズナブルを失い士気の低下したネオ・ジオンの崇拝と士気高揚の対象となり、地球連邦軍からは恐怖の対象として畏怖されている。

バナージ・リンクスの駆るユニコーンガンダムとの最終決戦では、搭乗するフル・フロンタルの高いニュータイプ能力にシナンジュサイコフレームが呼応し、兄弟機であるユニコーンと同様に、その機体から虹色に輝く光を発する。対峙する二機から放たれるサイコ・フィールドによって、サイコフレームを搭載していないMSでは介入不可能な程の超常的な戦闘を繰り広げる。

改修前の純白の機体デザインは、PlayStation 3専用ソフト『機動戦士ガンダムUC』特装版に同梱されたシナンジュ強奪事件を描いた小説、およびダウンロードコンテンツ「エピソード0:戦後の戦争」に「シナンジュ・スタイン[4]」として登場。「袖付き」による改修後と比較して、本来“ユニコーンガンダム0号機”とでも呼べる出自の経緯もあり、連邦系MSの特徴とも言える直線的なシルエット、およびデュアルタイプのセンサー(OVA第3話において、モノアイセンサーが損傷した際、本来ツインアイセンサーがあった位置にサブセンサーが作動している)など、いわゆる“ガンダムタイプ”に近い姿・顔立ちが確認できる。OVA第2話にもアルベルト・ビストが提供した、シナンジュへの改修前と思われる機体データ画像が登場するが、スタインともシナンジュともデザインが若干異なる。これは、地球連邦軍の情報部が改修後を予測した、あくまで仮定のデータに過ぎなかったためとのこと[5]。