日豪プレス コラム その4

第3回目のニチゴのコラムです。
文字だけで、スタイルのことを語るというのは、いかに難しいか・・・・と言うことを実感しております。


私に似合うヘア・スタイル探し

第3回 顔のイメージを左右する重要ポイント―『前髪』
プロの美容師がヘア・スタイルの探し方をアドバイス ! 今月はあなたの目指すイメージ(目的地)に合う『前髪』の作り方について。
前回のチャートで明確になったあなたの目指すイメージ(目的地)は、「エレガント」「クール」「フェミニン」「キュート」の中のどれでしたか ? 今回フィーチャーする『前髪』は、そのイメージを左右する重要ポイントと言えます。もちろんイメージを作り上げる基本要素として、全体のシルエットや髪の質感、色などもあるので一概には言えませんが、下の表にそれぞれのイメージに合う前髪の種類をまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。

その前に、目の位置とイメージの関係を知っておこう !
基本的に目の位置が顔の真ん中(額と顎から目までがほぼ同じ幅)にあればあるほど幼顔。反対に目の位置が上部にあると大人っぽくなります。人間でも動物でも赤ちゃんがかわいらしいのは、目が大きいからだけではなく、目が顔の真ん中に位置しているからなのですよ !

あなたの目指すイメージ(目的地) それに合う前髪
「エレガント」
(大人っぽくて落ち着いた雰囲気) 長め(目より下)の前髪を横分けにする → 目の位置を高く見せるので大人っぽくなり、かつ全体に上品さを出す。
「クール」
(大人っぽくてモードな雰囲気) 幅を多く取った短い重たさのある前髪か、もしくは前髪を作らない → 大胆にカッコイイ雰囲気がでる。
「フェミニン」
(かわいくて落ち着いた雰囲気) 前髪の量を多めにし、目と眉毛の間くらいの長さにする → 額が広く感じられ、目の位置が顔の中心に近く見えるため、かわいらしさが強調される。
「キュート」
(かわいくてモードな雰囲気) 少し短めにしてみたり、幅を広く取ったり、ギザギザにしてみたりと遊びを加える → かわいらしさの中に個性がでる。

さらに正しい分け目の決め方を知っておこう !
目や眉の大きさや高さは微妙に違うものです。前髪に分け目のある人は、その分け目を目の大きい方、もしくは目や眉が高い方に作ってみてください。バランスが良くなりますよ。毛流れに伴って何気なく決めている分け目も、顔のバランスを考えて思い切って変えてみましょう。