日豪プレス コラム その3

ニチゴコラムの続きです。下記の文章が私の希望だったのですが、文字数が多すぎて、実際にコラムになったのは、これよりかなり短い文章です。

こんにちは!前回の「自分の顔・姿の分析」やってみましたか?「私の目って、右のほうが、素敵!」とか、「私の口って、セクシー」とか、「私の鼻、もう少し高かったらな」「私、おでこ、広いのかな?」とか、今まで気がつかなかった自分を発見し、お気に入りの箇所をいっぱい見つけることができましたか? 
ヘア・スタイルのマジックは、お気に入りの箇所をもっと強調できたり、反対に、気になる部分をカバーしたりできます。
でもそのマジックの話の前に、今回は、「目的地」探しです。つまり「自分が見られたいと思う姿」を明確にする作業です。みんな誰しも欲張りで、「きれいに、かわいく!」と見られたいのは当然ですよね?でも、貴方が思う「きれい」と美容師が思う「きれい」は、同じじゃないかもしれない。  
例えば、友達とショッピングに行って、「かわいい洋服」を探していても同じ洋服を選ばないように、かわいい洋服はいっぱいありますよね。そこで、貴方が思う「きれいに、かわいく!」をもっと具体的にしていく作業が、目的地探しになるわけです。ビジュアルイメージを言葉にするのはとても難しい作業ですが、自分の望んでいるイメージを明確に自己認識するとともに、ショップ店員さんや、美容師さんなど、オシャレ相談に乗ってくれる人に詳しく確実に伝えます。
表1を見てください。まず、自分が望んでいるイメージを○で囲ってみてください。そうすると、自分が望むイメージがより明確になってきます。もちろん、○の多い部分が貴方の希望するイメージ・ゾーンです。チェック項目が集中している方は、イメージ固定派、いろいろなところに散らばっている方は、優柔不断派です。どちらが良いというのではありません。女性は誰だって、少女にも淑女にも娼婦にも、なりたがる生き物ですからね。でも、貴方の好みのファッション雑誌(お金を出してまで手元に置こうとする雑誌)は、貴方のなりたいイメージをほぼ明確に表してくれます。「J.J.」と「KAWAII」と「CLASSY.」を一緒に買うことはないでしょう?ファッション雑誌をこの表に当てはめたのが、表2です。どうですか?貴方のなりたいイメージが明確になりました?
さて、現実の自分を分析し、自分の望むイメージが明確になれば、あとは、簡単!洋服を選ぶように、自分のヘア・スタイルを法則に乗ってチョイスすれば良いだけです。たとえば、「クール」のイメージを求める人が「レースの入ったフレアスカート」を決して好まないように、「エレガント」に見られたい人が「前髪パッツン」のヘア・スタイルを選びません。このように、その法則はたくさんありますので、それは次回、紹介していきましょう。来月まで待てない人は、この表を持って、美容師さんに相談してみてください。きっと今まで以上のアドバイスをしてくれると思いますよ。